金環日食に向けた機材準備

12月26日の金環日食が近づいてきました。
今回は近場と言うことで、グアム島遠征の予定です。
最近少しずつ強化しつつある機材の準備を始めました。

赤道儀はスカイメモS、鏡筒はBORG71FL 2本という構成にしました。まずは組み立てた状態です。
スカイメモSの極軸高度はグアム島に約13度、赤緯軸の角度は第一接触時点の太陽赤緯-23度に合わせてみました。
南西側高度30度から第一接触が始まる際の状態を再現しています。

turu 2019/10/13(Sun) 10:18 Home No.2
望遠鏡支持システム
スカイメモSには、太陽追尾モードがあり、およその極軸を合わせられれば、途中の修正は少なくてすむので便利です。

望遠鏡支持は、自作の片持ちフォークシステムです。
10mmアルミ板2枚を組合せ、ビクセンポルタの微動装置を取り付けています。ポルタの微動装置はクランプフリーで動かせ、微動ハンドルも使える優れものです。
フォーク式にすることで、バランスウェイトが不要となり、遠征の荷物的に有利となります。

turu 2019/10/13(Sun) 10:28 Home No.3
鏡筒とカメラ
BORG71FLは、φ80鏡筒、φ60鏡筒のどちらでも使えるという特徴があります。その特長を生かし、1本目は丈夫なφ80鏡筒、その上に軽量なφ60を載せています。
2本ともBOEG純正のx1.4テレコンバータを付けています。
カメラは2台ともLUMIX G7です。G7は、4Kが時間無制限に撮れ(ファーム改造要)、後継機種に比べ軽量です。
焦点距離は400x1.4=560mm、画角としてはマイクロフォーサーズがフルサイズの2倍換算なので、1120mm相当になります。

turu 2019/10/13(Sun) 10:45 Home No.4
重量とバランス
鏡筒バンドはK-ASTEC製の軽量タイプ、接続にはアルカスイス規格に統一、上の鏡筒はBORG DZ-2という台座付き鏡筒を使うことで、2本の鏡筒、カメラ、フォークシステム合わせて4.4Kgになりました。
スカイメモSの仕様上、搭載可能重量は5Kgなのでなんとかなりそうです。
バランスは、赤経赤緯ともこの状態でピッタリです。

turu 2019/10/13(Sun) 10:57 Home No.5
三脚
三脚はアルミ製で直径38mmという太いパイプを使い、頑丈で軽量、足は2分割できスーツケースに収まるというものです。
北米皆既日食では、ビクセンのガイドパック三脚を使っていましたが、架台がかさばるのと、足の付け外しが面倒ということで、今回の三脚に至りました。
turu 2019/10/13(Sun) 11:07 Home No.6
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